こんにちは。きょうかと申します。久しぶりの投稿です。。。
「雇用保険」体験談シリーズの番外編として、【受給中の就業(アルバイト)】について実際の減額例とともに投稿させていただきます。
私は時給制のアルバイトではなく、クラウドソーシングを活用した成果報酬型の仕事をしましたので、その場合の計算方法なども合わせてご紹介したいと思います。
アルバイト(就業)してはいけない時期がある!
待機期間と給付制限期間中は就労によりたとえ収入があっても、失業保険の受給が始まっていないため減額するもの自体がないため、減額されません‼
就労時間が重要! 4時間以上と4時間未満の違い
申請1週間後の説明会で、4時間以上は1日働いたことになり4時間未満は1日働いていないことになる言われました。
当時私はどういう意味かきちんと理解できていませんでしたが、4時間以上働いた日数×「基本手当日額」が支給されないということです。
4時間未満=3時間59分までは「基本手当日額」の1日分から減額されてしまいます。
どちらが得なのかは、時給やその人の基本手当日額、就業日数によりケースバイケースかと思います。
いくら減額されるの? -成果報酬型の仕事をした場合の実例-
通常「アルバイト」と聞くと時給制を思い浮かべる方がほとんどだと思います。
私は、失業保険受給終了後は個人事業主としてこのブログ運営を中心に在宅でできる仕事を続けていこうと決めていたので、受給中も辞めた会社から依頼された広告制作やクラウドソーシングで見つけた仕事で収入を得ていました。
そのためアルバイトではなく「就労」が正しい表現だと思っていますw。
1回目の認定日では時給ではない場合の計算をするのにいろいろ聞かれて少し待たされました。
たまたまその時の受付のパートさんがわからなかっただけで、2回目以降に職員さんが対応してくれた際はすぐに理解してスムーズに終わりました。
前置きが長くなりましたが、ここでいう「成果報酬型」は“チラシを1面を作る”とか“記事を1本執筆する”のようにかかった時間ではなく手がけた本数で報酬が決まるものを指します。
計算方法
では、時給ではない収入を得た場合の計算方法をご紹介します!
「失業認定申告書」に①収入のあった日②収入額③何日分の収入かを記入します。
↓ その申告をもとに…
時給換算し、収入があった日の日額が算出されます
※時給計算のアルバイトではないので、認定日(申告)のたびに日額が変わります
↓
基本手当日額と収入があった日の日額との差額で減額金額が決定します
実例
実際に私が申告した際の金額をご紹介します。
1月31日に12日分・34,340円の収入がありました↓ 12日間、日額2,861円の収入があったと記録されます最終的に… 2,844円の減額 ※1日237円(基本日額の約4%)
2月29日に13日分・44,547円の収入がありました↓ 13日間、日額3,426円の収入があったと記録されます最終的に… 10,426円の減額 ※1日802円(基本日額の約13%)
このように、成果報酬型であり内容により単価が異なると同時に、入金のタイミングも一定ではないため上記のような差が生じます。
私の基本手当日額がバレてしまうので、これ以上細かくはお伝えできないことをご容赦くださいw
正しい計算式も存在します(とてもわかりにくいですが…)ので、知りたい方は転職サイトなどで検索してみてください。
成果報酬型の就労
では実際にどんな仕事をして収入を得たのかご紹介させていただきます。
どれも納期を守るために時間を調整しながら進めていました。
辞めた会社からの依頼で不動産広告の制作
いちばんの収入源であり、かつ退職後すぐに仕事を依頼してくれたのが10年間勤めた会社からでした。依頼主も元上司w
今まで会社でやっていた仕事の一部を自宅で作業している感じです。
ただ、大きく異なるのは“時間に追われることなくじっくり取り組める”ことでした。さらに、完成度にもこだわり自分ができる力を出し切ってチラシやDMを作成しました。
下記ような状態で仕上げて提出します。その後、デザイナーがイラストレーターで作成していきます。
この仕事はページ単価で報酬を受け取りますので、納期に間に合うように1日4時間未満で作業をしました。
これが転じて、ココナラやランサーズにてサービスを出品することにしました!
ココナラでサービス販売
今までの不動産広告の知識を仕事にできるのがココナラ です。
前述した不動産関連のほか、もう一つの“得意=美容”のサービスも出品しました!
実際、不動産チラシや物件文字データ作成は発注いただけますが、「美容アドバイス」はまだまだです。。。1月にようやくお一人の方にご購入いただき、お喜びのコメントもちょうだいしました!
どちらもビデオチャットを活用してスムーズにお取り引きができました。
こちらも1件での報酬となりますので、1日4時間未満で作業をしました。納期にも余裕があったので丁寧に取り組みました。時給換算したくないですねw
ランサーズやクラウドワークスで応募してプロジェクト案件獲得
仕事を増やすためにもっとも力を入れたのが、ランサーズやクラウドワークス でプロジェクト案件に応募をすることです。
大量の応募がある中で見つけたのが、メッセージを手書きするお仕事。特別なスキルが必要ないこと、年齢の壁もないと思ったこと、昔から「字がキレイ」と言われてきたこともあってランサーズで応募してみたところ採用されたのです!
その実績が↓こちらです。その後、何度もリピート発注いただき9か月で5回もご依頼いただきました。
こちらも枚数での報酬となりますので、納期までに淡々と作業をしました。もちろん、4時間未満でw!
このお仕事をきっかけにココナラ にてサービスを出品しています!
クラウドワークスやランサーズでタスク案件
日銭稼ぎをしようとやってみたのが、クラウドワークス やランサーズで募集しているアンケートに答えるタスク案件です。
これは内容により報酬は異なりますが、新規登録者でもできるのは1件5円や10円。ここから手数料を引かれるので雀の涙ほどの収入です。。。
多少文章を書くものだと、30円や110円、500円…とさまざまです。
このようなアンケートは「失業認定申告書」に記入しなくてもいいのです!
「<体験談>自己都合で退職、失業保険受給への道 ~「最初(1回目)の失業認定日」~」でも投稿していますので、よろしければご覧ください。
このように、私はいわゆる時給制のアルバイトは一切しませんでした。すべて在宅でできる成果報酬型の仕事をしていました。
時給制でも成果報酬型でも働いた日の金額(日額)を算出し、基本手当日額との差額で最終的な減額が決まるのだと思います。
わかりやすく言うと、時給が安いと減額も少ないということですね。
私は辞めた会社からの入金が1か月先になることもあったので、働いた日数と金額を一致させるのに苦労しました。記憶をたどらなければならないので、スケジュール表で日々の仕事を管理していて良かったと思いました!
クラウドソーシングも出金方法を選べるので、成果報酬型のお仕事をされる場合はいつ・どこの会社のどんな仕事をしたのかをきちんと記録しておくことをおすすめします。
まとめ
2024年3月をもって私の120日分の失業手当の受給は終了しました。
失業認定日は全6回あり、そのうち5回(初回以外)減額されました!私の場合は減額されても、満額受給するより月々の収入は多かったです‼ 当然ですね…w
ハローワークの職員さんに「正しく申告すれば働いてもいいんですよ!」「働いてはいけないなんてことはない‼」と何度も強調して言われたことが印象的です。
私が20代で失業保険を受給していた頃に比べると、今はマイナンバーが普及して、いつどこで自分の情報がお役所内で漏れてしまうのか…を考えると“不正受給はしない!”が一番だと思います。
私は今後も在宅ワークをする上で、失業保険を受給しながらクラウドソーシングをやり始めたことはとてもプラスになりました!
自分ができること・できないこと、そしてやりたいこと・やりたくないことも見えてきました。
さらに、一定の収入があるという安心感から、働くだけではなく個人事業主としていいスタートが切れるように、私は失業保険受給中に簿記・FP・コーディング・せどりなど新しいことを学ぶこともできました。
それらの学んだことをどのように実践しているのか、失業保険受給終了後はどうしているのか…など、「2023年度の確定申告(白色)-20年前とは違う!-」や「祝開業!」というテーマで投稿していきます。
さらに、クラウドワークス やランサーズでのタスク案件については、“1,000円稼ぐのにこんなに苦労した…”というテーマでも記事をアップする予定です。
久しぶりの投稿ということもあり長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
今後とも宜しくお願いいたします。