こんにちは。50歳で会社を辞めて個人事業主として歩み始めた、きょうかと申します。
本日は、約1か月前に20年ぶりの確定申告の体験談をお伝えしようと思います。
かつて税務署で確定申告時に短期のアルバイトをしたこともあり、会計ソフトという便利なサイトを利用すれば白色申告ならチャチャっと終わると思っていました。
が…20年前との違いに驚き戸惑いました。
何がどんな風に違うのか、何が大変だったのか、本当に簿記の知識は必要か?など…実体験をもとに2024年度に向けた対策をお伝えします。
2023年度は基礎控除のみの白色申告 -新しい時代の確定申告方法は20年前と大きな差が!–
10年務めた会社を辞めたのは2023年7月です。2023年9月に申請した失業保険は、2024年3月13日に120日分の受給を終えました。
失業保険は非課税なので申告は不要ですが、会社員として7か月分の給与所得や8月以降の事業所得、源泉徴収分がありましたので2023年度の確定申告をしました。
開業届も青色申告承認申請書も提出していませんので選択の余地はなく白色です。できるだけ控除を増やしたかったのですが、医療費は10万円以下、セルフメディケーションも12,000円以下だったので私が使えたのは基礎控除48万円のみでした。。。

出典:国税庁「令和4年分の所得税等の確定申告書 (案)」
かつての白色申告の提出書類は今でいう「第一表」1枚のみでしたので、「第二表」の収支報告書を生まれて初めて作成しました。
結果、源泉徴収として支払っていた全額(4万円強)が還付されることになりました!
さらに、e-taxを使えば振込が早いと知ったので、パソコンで作成してスマホから送り提出しました。
ちなみに入金までの日程は以下の通りです。
※上記は私の管轄の税務署による例です
次に、50歳の私が活用した会計ソフト「自動化で80%以上の時間削減 マネーフォワード クラウド確定申告」 についてご紹介します。
時間と労力を最小限に。マネーフォワード確定申告で一日完結!
会社を辞めた2023年8月にまずは無料トライアルを試し、そのまま「パーソナルプラン」を契約しました。
利用したのは「マネーフォワード確定申告」です。
何度か私のブログで登場する、リベ大の両@学長がおすすめされていたのがきっかけですが、両@学長ご自身も使われているとのことなので迷わず「マネーフォワード」に決めました!
契約したものの、もともと2023年度の退職後の収入は非課税の失業手当がメインでしたので、確定申告をするつもりはありませんでしたので、クレジットカードや銀行口座などを連携させただけで放置していました。
ですが…3月13日に最後の失業認定を受けたこと、3月15日に開業届を提出しようと決めたことなど突然個人事業主としての重みを感じ、2024年度に備えるためにも2023年度の確定申告をすることを決めました!
マネーフォワード確定申告を活用し、たった1日で仕訳から申告書作成まで完成させました!
クレアールの日商簿記3級講座をひと通り学んだので、根拠のない自信があったのですが、結局学んだはずの知識をほとんど活かすことができませんでした。。。
そんな反省から、2024年度の確定申告に向けてクレアールの日商簿記3級講座の講義をイチからやり直すことを決意しましたw
2024年に向けた自己責任の決意
簿記3級講座の再受講を決めた理由がもう一つあります。
現在ありがたいことに、複数の企業と業務提携を締結していただいております。さらに、ココナラやランサーズ、クラウドワークス
からの報酬が入金されます。
おまけに、収入の不安定さを少しでも軽減するために、再現性を継続できると言われるせどりを本年度より始めることにしました。
広告制作やライターの仕事と違い、せどりは仕入れや梱包資材代金、発送費がかかるので日常的に帳簿を付ける必要があります。
本年度から青色申告の複式簿記で確定申告するという決意をもとに、やりたいこと・できることを組み合わせたら、経理面で自分で自分の首を絞めることになりそうです。。。
今は実践しながら、不明点があれば簿記講座を見返す…という作業を繰り返しています。そのため、実務に必要ないところは曖昧なままなので、検定を受けるのは少し先になりそうです。
せっかく学んだのですから、何度でも受験して資格を取得したいですw
最後までお読みいただきありがとうございました。
本記事の続きとして、次回は「開業届と青色申告承認申請書」作成と提出について、サービス利用料0円【マネーフォワード クラウド開業届】 を活用したお話を投稿させていただきます。
今後もどうぞ宜しくお願いいたします。