こんにちは。きょうかと申します。
美容に関する記事をメインに投稿していますが、2023年7月で10年務めた会社を辞めて失業手当をもらうことになりましたので、自己都合で会社を辞めた私が失業保険のもらい方を紹介していきたいと思います。
ここでは120日分の受給終了までの体験談を書いていきますので、一般的なことは書きません。
私が実際に一般的な情報だけでは理解が不十分だったこと、事前に問い合わせもせずに申請したことで後悔したことなど、実際に経験したからこそわかることをリアルタイムでご紹介します。
今の会社を辞める予定がある方にも役に立つ情報を盛り込んでいけたらと思います。
一般的な情報は最低限の知識として必要
過去に1度、失業保険を受給した経験があります。が、それは25年も前のことです。
今となっては受給した事実のみ覚えている程度で、細かいことはまったく記憶がありませんw
当然、私も事前に「受給するためには…」というサイトを見て知識を得たつもりでいました。
さらに事前に管轄のハローワークへ問い合わせをすることもせず、当日を迎えたのです。
表面的な下調べだけでは不十分という厳しい現実が!
実際は、何を書いてどの窓口に行けばいいかは、総合受付できちんと指示・案内してくれます!
正直、事前に調べた情報はほとんど役に立ちませんでした。。。
ですが、やはり「雇用保険を受給するには」という基礎知識は必要です。知っていて損はない情報ですので、まずはどんなものなのかを知ることから始めてください。
一応、基本的なおさらいを1点…
辞めた会社から「離職票」が届くのを待つ
「離職票」は雇用保険手続きに欠かせない書類ですね。
国民年金免除を申請する際にも必要となります。
会社により異なりますが、2週間ほどで届くのが一般的らしいのですが、
私の場合、7月31日に退職し離職票が届いたのは8月30日。
2週間後に会社の総務担当者へ連絡をして″待ってる″アピールをしましたが、
結局約1か月かかりました。
私の場合は社会保障資格喪失証明書が届いたのも退職の10日後でしたので、
国民健康保険や国民年金の手続きなどすべての予定が狂ってしまいました。
離職票は2枚
雇用保険を受給するためにはいくつか記入箇所がありますので、私は会社が同封してくれた記入法を見ながら事前に記入して当日持っていきました。
これも25年前の受給時に一度見たことがあるはずですが、まったく記憶にありませんでした。。。
縦3cm×横2.5cmの写真を1枚貼らなければなりません。
指示された写真サイズより枠が大きいので戸惑いましたが、上記サイズでOKです!
写真をもう1枚持参するようになっていますが、実際はマイナンバーカードがあれば写真は離職票に貼る1枚のみで大丈夫です。
マイナンバーカードがない方は「雇用保険受給資格者証」用にもう1枚写真が必要となりますので、当日持って行ってください。
私は、マイナンバーカードは持っていますが認定日に忘れると手続きができず取りに帰らなければならないとのことでしたので、写真を渡して忘れても大丈夫なように対策しましたw
ただ…街中に設置されている証明写真機には、ぴったりのサイズがなかったため大小のサイズがセットになっているタイプを選びました。免許証やマイナンバー、履歴書用のサイズを選べば他にも活用できたと後悔しています。
厚生労働省のHPより会社が手続をしない場合や督促しても届かない場合は、身元確認書類及び退職したことがわかる書類(退職証明書等)を持参の上、住居所を管轄するハローワークへ早めにご相談くださいとのことです
求職申込(初日)は曜日にご注意を!
まず当日必要なものをピックアップしておきます。
- 離職票(1)、離職票(2) ※事前に記入しておくことをおすすめします
- マイナンバーカード ※カードがなければ番号がわかる書類
- 預金口座番号 ※受給保険料振込先
- 写真 ※マイナンバーカードがあれば1枚、なければ2枚
- 印鑑(訂正印として使用)※なくてもOK
私がサラッと調べたところ「5~10分で終わる」と書かれていたのですが、それは間違いでした。
おそらく、いちばん最初に渡される「求職申込書」の記入が5-10分だと思います。きちんと理解しなかった私がいけないですね…
求職申込書の記入を済ませるともらえるのが「受付票」です。
・氏名
・希望就業形態
・担当窓口 ・求職番号
・職種 ・バーコード
これは、ハローワークを利用する際に必ず窓口に提示するものです ※A4サイズ
数分待った後、記入した「求職申込書」をもとに職員さんが情報を入力してくれます。
↓ ※待ち時間はハローワークの混雑状況により異なると思います
これでハローワークの求職情報が登録され、求人検索や求人者から直接リクエストを受け取れます。
ここで入力されるまでの待ち時間を短縮するには、
事前に自宅のPCでアカウントを登録しておくことのようです。
※職員さんに事前登録したか聞かれましたので、仮登録しておくことをおすすめします
その後、「雇用保険給付課」へ。ここでは20分ほど待ったと思います。
離職理由を決定するために、私が離職理由に挙げた「残業時間が多い」について聞かれ、担当の職員さんが離職までの6か月間を丁寧に調べてくれました。
私の残業時間は100時間を超えたこともあり、辞めることを決めるまでは60時間、辞めると決めて上司に話した後も40時間近く残業をしていましたが、残念ながら離職までの6か月以内に100時間どころか60時間を超えた月がありませんでした。その結果、私の離職理由は「自己都合」に決定しました。
離職理由が決定すると、次に来る日と支払例(支給はいつから開始)の説明がありました。
ここで曜日が関係してくるのです!
初日に行った曜日が、その後の認定日(曜日)になるからです。
私は金曜日に行きましたが、管轄のハローワークは「雇用保険課」が金曜日は受付休止中なので、
勝手に水曜日に変更されていましたw
私としては金曜より水曜のほうが都合がいいので良かったです!
「雇用保険支払い例」の実物です。
ここには認定日などが描かれていて、5回目まで次にいつ来るのかがわかります。
右上の「4型水曜日」が認定日のパターンをもとに「雇用保険の失業等給付受給資格のしおり」の裏表紙のカレンダーでスケジュール(認定日)を確認することができます。
そして私の反省点がもう1点。
こんなに書類をもらうなんて思っていなかった!ということです。
すべてA4サイズですが、10種類以上あります。
冊子が2つもあり、「雇用保険の失業等給付受給資格のしおり」は50ページ以上‼
小さなトートバックには当然入らず、たまたま持っていたエコバッグを使用しました。
A4・1枚のペラも数枚あるので、できればクリアファイルがあれば良かったと思っています。
トータル1時間ほどで完了です。
正直、5-10分で終わると本気で思っていたので驚きました。
さらに、私の管轄のハローワークのように、受付時間が決められていることもありますので、
二度手間にならないよう管轄のハローワークの情報を確認することをおすすめします。
以下、初日の流れをまとめておきます。
- 受付
- 求職申込書の記入
- 窓口で求職情報を入力してもらう
- 雇用保険給付課で受給資格が取得できれば今後のスケジュールが確定します ※あくまでもスケジュールが確定するだけで、基本手当日額や給付日数はまだわかりません
さらに、イラスト入りで分かりやすく簡潔にまとまっているサイトがありますので、
不安な方は下記リンクの「ハローワーク初日の流れ」をご確認ください。
7日間の待機期間
申請受付後7日間は
ですから…
待機満了(7日)後に、説明会があるのでこの待機期間内にDVDを視聴します。
コロナ禍の影響で、1時間弱の動画(YouTube)を個々が事前に視聴することで説明会時間を短縮しているようです。
DVDの内容は説明会では割愛されるので、ちゃんと見たほうがいいと思いました。
まとめ
初回は離職票が届くまでと、初日についてまとめさせていただきました。
現在はすでに7日間の待機満了を迎え、初回講習会&雇用保険説明会を済ませていますので、「その2」は準備でき次第投稿したいと考えています。
私の経験から、「雇用保険とはどういうもの?」について一般的なサイトか厚生労働省のHPで基礎知識を得ることは最低限必要だと思いますが、もちろんそれだけでは不十分で不安が残ります。
その不安を少しでも解消するためにこの「体験談」を活用いただけると幸いです。
引き続きよろしくお願いいたします。