こんにちは。元美容部員&元雑誌の美容ライターのきょうかです。
50歳でフリーランスとなり、動画やブログなどでメイクについて学ぶ時間が増えました。20代の美容部員や30代の美容ライターで得た基礎知識があるから安心していたのですが、新し情報をインプットすればするほど年相応のメイク術が必要だと痛感しました。
そこで今回は40代後半~50代向けの“チーク”術をお伝えしたいと思います。
そもそもチークの役割とは…
血色感をプラスしたり、顔を立体的に見せるのがチークの役割です。
ピンクやオレンジ系の明るめカラーは血色感をプラスするために、立体的に見せるためにハイライトやシェーディングがあります。
パウダータイプが主流ですが、スティックやリキッドなど種類も豊富です。
この記事では血色をプラスするためのチークについて書きたいと思います。
なぜチーク?
メイクに興味のない人ほど”チーク”を軽視しているのがではないかと感じるのです。
私の友人や知人のほとんどが、毎朝5~10分程度でメイクを済ませていて、ファンデーション・眉・アイメイク・口紅で完成だと思い、たぶんチークの存在自体を忘れてしまっているのだと思います…。
実際、会社勤めをしていたころ仲が良かった40代の同僚に、何度か「今日肌の調子がいいね」と言ったことがあります。私がそう伝えた日は、決まってチークを入れていたそうです。それを聞いて、チークの力を改めて感じました。
私は子供の頃から「肌が白いね」と言われていました。色白ではあるものの、自分では顔色が悪く”青白”かったのだと実感しています。
そのため、20代の頃から血色を良く見せるためにチークは必須でした! カラーもベージュやブラウン系ではなく必ずピンクやオレンジ系で発色の良いものを選んでいました。
私はマスカラをつけなくてもチークだけは入れていましたし、マスク生活のときでさえ、マスクからチラッと見える位置にチークを入れることは忘れませんでした。
今は在宅ワークですが、当然チークは欠かせません!
プロから学ぶ50代メイクの新常識
偶然見かけた「セミマット」な肌に仕上げ、華やかな顔に【中野明海50代の新メイク論】 という記事を読んで驚愕しました!
今の私がやっているチークの入れ方・色の選び方は間違っている?! 古いの? と。
この記事によると、ヘアメイクの中野明海さんは「全体をツヤ肌に仕上げるとほうれい線が濃く見えてたるみを強調するので思い印象に見えてしまう。ツヤ肌を回避してセミマット肌を目指しましょう」と提案しています。チークだけではなくベースメイクとの合わせ技が紹介されています。
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お好みのファンデーションを塗ったあと、セミマットな肌に仕上げるフェイスパウダーを部分的に使って“不要なツヤ”だけをオフ。頰が無重力になり、透明感がアップします。
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若々しい頰のツヤは、実はピンポイント。セミマットなチークをメインに、ツヤチークはちょこっとが正解です。チークの色みは、軽さと抜け感が出る淡いピンクをチョイス。
偶然にも、記事で紹介されているマット系のパウダー「NARS ソフトマット アドバンスト パーフェクティングパウダー 03 123 ¥5,280/ナーズ ジャパン」は購入済。ヘアメイクの小田切ヒロさんが紹介していたので、売り切れが続く中、ようやくゲットしたので活躍の場が広がって大満足です!
チークもおすすめの淡いピンクを即購入! 私は淡いピンク系にかわいらしい印象をもっていたため、実は今まで敬遠していましたが、迷わず購入! 何となくマンネリ化した自分のメイクを抜け出したかったのかもしれません。
チークの入れる位置にも新発見が!
今まではいつでもどんな色でも頬骨の高い位置に入れていましたが、今までよりさらに高めの目尻の下辺りに入れるとのこと。
白浮きすることもなく、フレッシュな印象に仕上がります!
記事の通りに使い、セミマット肌への切り替えに成功しました‼
ツヤツヤ肌で仕上げていた頃に比べて、頬の高い位置・目の下に血色がプラスされることで華やかな印象に見えるようになったと思います。前ほどくすみもきにならなくなり、自然な立体感が出せていると思います。
ナーズのパウダーは毛穴もカバーしてくれるので、小鼻周りにも使用しています。
マットパウダーの部分使い&セミマットで淡いピンク系チークの組み合わせは、アラフィフ世代に是非試していただきたいですね。
【結論】“自分らしさ”を追求したい
メイクはそもそも“こうなりたい”という理想を叶えるものだと私は思います。
でも50歳にもなるとなかなか思い通りの仕上がりにならない…というのが現実です。そんな中、50代女性向けのファッション誌『eclat(エクラ)』は、欲しい情報を届けてくれる強い味方です。
私はほぼ毎日配信される「Web eclat」(LINE版)を欠かさずチェックしています。今回はメイクについてご紹介しましたが、ファッションや髪型などもとても参考になります。
さらに、チークの“新常識”をきっかけに、今まで当たり前だと思っていたことを見直そうと思いました。
流行を追う若づくりでもなく、今までの常識にとらわれる古くささでもない
今までの思い込みを捨てて
「流行2割・ベーシック8割」で
“自分らしさ”を追求すれば良い
この言葉は、ライター時代に一緒にお仕事をしたことがある憧れの
ビューティ・ライフスタイルデザイナーの藤原美智子さんのインタビュー記事で見つけました。
心に響く、とても温かく前向きな考えだと思いませんか。50歳を迎えたばかりの私は、体の変化を感じたときから時々気持ちが沈むことがあります。だからこそ、憧れの女性の言葉が染みるのかもしれませんねw
チークをテーマに掲げましたが、メイクはチークだけで成り立っているのではなく顔全体のバランスが大切です。「50歳の新常識」はメイクだけではなくヘアスタイルやファッション、強いては生き方そのものに通じるものだと思います。
50歳だからこそ、流行を追いつつも今までの知識を合わせた上で、“自分らしさ”を追求し続けたいと思います!
最後までご覧いただきありがとうございます。
今後もアラフィフ世代の経験談を投稿していきますので、どうぞ宜しくお願いいたします。